下肢や上肢の後遺障害

関節機能下肢や上肢の後遺障害として代表的なものは、関節機能に関する症状です。交通事故により関節が動きにくくなる、または完全に動かなくなるようなとき、関節の可動域が制限された範囲により、等級が決まります。関節が完全に動かない、可動域が2分の1以下になる、可動域が4分の3以下になる、この3つで等級は分けられます。関節の機能を完全に失うのか、または可動域が制限されるのか、どちらかであれば、後遺障害ということになります。

上肢では肩、肘、手の関節とあり、下肢では股、肘、足の関節です。後遺障害は機能障害となり、上肢や下肢の機能を失う、関節の機能を失う、または関節の機能が低下するのどれかにあたると、後遺障害として認定されます。上肢や下肢に関する障害でも、両手や両足の機能を失うか、または片方だけ失うかで、等級は違ってきます。

身体的後遺障害が発生するのは、関節付近で骨折した場合に多いです。ただ上肢にしても、下肢にしても、関節の動きを測定し、どれぐらい動かないのか判断し、それにより等級を決めます。しかながら、その測定はばらつきがあり、医師によっては決められた測定法で図らず、目測で測るなどして、本来受けられる等級よりも低くなってしまうということもあるのです。