精神後遺障害

後遺障害の中でも、精神に障害を残すこともあります。もっとも代表的な障害が、高次脳機能障害です。脳に損害を受け治療し、一見すると回復したように見えますが、人格や記憶力に変化が出るなど、目に見えにくい症状として出ます。この場合の等級は、もっとも重い1級から、9級まで状態により違います。

PTSDその他にも精神的な後遺障害としてPTSDがあります。これは交通事故により強いショックを受けて、日常生活の中で、その時の状況がフラッシュバックします。入眠困難や集中困難などの症状を発症し、重い場合は9級、軽いと14級や12級に認定されます。

精神的な後遺障害として有名なのが、うつ病です。抗鬱状態が続き、悲しみや絶望を感じ、無気力になり、睡眠困難、食欲減退など発症します。脳に損害を受けなくても発生し、主にストレスにより引き起こされます。こちらも、重い場合は9級、軽いと14級や12級に認定されます。ただうつ病は症状を悪化させると、外傷性神経症やPTSDに認定されることもあるのです。精神的な後遺障害は、怪我と違い目に見えにくく、認定を受けにくい後遺障害です。しかしながら悪化すると生活が厳しくなり、場合によっては介護も必要とします。